タグ: MARK IS みなとみらい

  • 通勤リュック選び(ミニマリスト)

    2015年、南アフリカへの出張が決まり、ビジネスバッグを新調することにした。
    その前の10年間、自分がどんなバッグを使っていたのかは思い出せない。

    大学生時代は、予備校で知り合った友人が持っていたPORTER LUGGAGE LABELに憧れ、青い合成皮革の3ウェイバッグを使っていた記憶がある。
    それ以降は、あまり鞄にお金をかけてこなかったが、この海外出張をきっかけに、軽量で使い勝手の良い3ウェイバッグを探し始めた。ネットで調べて選んだのは、MANHATTAN PASSAGE(マンハッタンパッセージ)の3ウェイリュック。当時から、「物は少なく、必要十分であること」が自分の選びの基準だった。

    収納力よりも、軽さと無駄のなさ。いわば“ミニマリスト志向”の実用品を求めていた。その視点でネットでの比較でも、見た目の派手さではなく「どれだけシンプルで、機能的にまとまっているか」を重視していたように思う。


    シンプルで超軽量なつくり。使い勝手もよく、当時の会社では手持ちスタイルで使用していた。ここ横浜に来てからはリュックとして使っているが、気づけばもう10年選手だ。そして、最近驚いたのだが、このメーカーなんとメイドインジャパン。道理で丈夫なわけだ。リュックのショルダーベルトはほとんど使用してこなかったため、現在も傷みは少ない。
    ただ、手持ちで使うとき、背面のショルダーベルトが地面につきそうになるのが気になる。フラップの革部分も少し劣化しており、見た目がやや古びてきた。デザインも、決してダサくはないが、少し古くなってきたように感じている。

    京急百貨店 上大岡店、その上のヨドバシカメラ マルチメディア京急上大岡、さらには伊勢丹新宿店まで探してみたが、「これだ」と思えるデザインには出会えなかった。
    通勤中のサラリーマンたちのリュックにも目を向けてみたが、なかなかしっくりくるものはなかった。

    そうこうしているうちに、ジム通いのため、スイミング用具も入れられる、容量多めでカジュアル寄りのリュックが欲しくなってきた。

    そしてついに見つけたのが、MARK IS みなとみらいにある吉田カバン直営店で出会った、「PORTER TANKER(ポーター・タンカー)」シリーズのアイアンブルー(紺鉄色)モデル。
    ジッパーは金色。上品で美しく、丈夫で、容量も申し分ない。

    三菱地所グループCARDのキャンペーンを狙って購入に踏み切ったが、手続きは想像以上に煩雑で、やや苦戦。
    結局、思っていたほどポイントは獲得できなかった。
    しかし、リュックそのものには大満足している。価格は税込115,500円。決して安くはなかったが、後悔はない。

    ただ、「通勤専用」としてはまだしっくりくるリュックには出会えていない。大原の帰りに高島屋 横浜店のバッグ売り場を覗いても、心に響く品物は見つからなかった。

    ある日、いつもは通らない横浜ランドマークタワーの2階フロアを経由して帰ったとき、ふと、品の良いリュックが目に入った。
    気になっていたその店舗に、平日の病院帰り、改めて足を向けてみた。

    そこにあったのが、Samsonite(サムソナイト)
    超軽量で通気性も良さそう。デザインも洗練されている。
    価格も確かに張るが、「これが欲しい」と心から思えるリュックに、ようやく出会うことができた。ちなみに横浜高島屋にはもともとあったようだ。ボーナスが入ってからの購入か。

    <この記事のポイント>

    ・ミニマリスト志向には、Samsoniteの軽量リュックが最適

    ・PORTER TANKERの紺鉄色は、実用性と所有欲を満たす美しさがある

    ・MANHATTAN PASSAGEは、軽さと無難さで10年使える道具の代表格